ホテルに滞在すると、いろいろな備品をチェックしたくなりますよね。
最近では見慣れましたが初めの頃、ホテルの客室内にあって驚いたものがあります。
え?どうしてホテルに聖書があるの?
マリオット系列のホテルではほとんど置いてあるね!
というわけで!
この記事では、なぜホテルには聖書があるのか?
さらに、この聖書は誰がどうやってホテルに配るのか?
などなどを追求してまとめたいと思います。
ホテルの引き出しに聖書がある理由とは?
聖書の第一印象としては「何か良さそうなもの。」とか「お守り。」という感じでした。
ユダヤ教およびキリスト教関連の宗教ではもっとも重要な宗教文書とされるそうだよ。
旧約聖書と新約聖書の両者を聖書と呼ぶのはキリスト教の立場に基づくものらしく、ユダヤ教では、新約聖書は経典ではないらしいね。詳しくはウィキペディアを参考にしてね!
(全然一言では説明できなかったねっ笑)
聖書、奥深いですね〜!
調べてゆくと諸説あることがわかったのですが、一般的に言われている理由をご紹介しますね♪
聖書がある理由①眠る前に祈りを捧げる習慣から
ホテルの引き出しに聖書がある理由その①です。
キリスト教の人たちは眠る前に祈りを捧げる習慣があったようですよ。
というわけでまとめると、
眠る前に祈りを捧げる習慣をいつでも実行するため、その昔、旅をするごとに重たい聖書を持ち歩かなくてもいいように、宿泊先が聖書を用意したということになりますね。
それがホテルでは一般化したらしいですよ。
聖書がある理由②命を大切にするため
ホテルの引き出しに聖書がある理由その②です。
それは、自分の命を自分で殺めることを防止するためです。
1929年の世界大恐慌の時、アメリカではお金に困った人がたくさんいたそう。
そんな時に、ホテルに1人で宿泊している人が、普段の生活苦に悩んで、自身の命を殺めてしまうことがあったようです。
カトリックでは、自分の命を殺めることを禁じています。
なので、ホテルの人たちが、自分の命を殺めることを禁じている聖書を置いたところ、かなりの効果があったということです。
それが一般的に言われている、ホテルの部屋に聖書がある理由らしいですね。
でもこの聖書、誰がどのようにホテルに配っているのでしょうか?
ホテルの聖書は誰が配っているの?
ホテルの聖書ですが、英語圏では「Gideons International」、日本の場合は「日本国際ギデオン協会」と呼ばれる財団法人が配っているそうです。
この団体はもともと1899年にアメリカで発足した団体で、世界188カ国、79もの言語に翻訳されて、総配布数は15億冊を超えているようですね!
前述したような二つの理由、①眠る前の習慣と、②自分の命を殺めることを防止するという理由を説明してホテルに置いていくようだね。
日本国際ギデオン協会とは?
日本国際ギデオン協会(一般財団法人日本国際ギデオン協会)は、国際ギデオン協会の日本支部であり、日本支部は1950年の創立され、日本では現在、155の支部を持ちます。
1949年ダグラス・マッカーサーの要請により、1950年9月1日に東京支部が日本で最初のギデオン協会支部として発足されたようです。
1998年の第48期まで国際ギデオン協会の援助により活動していたのですが、2000年からは贈呈用聖書購入費を国内で自給して、自立した支援を行っています。
マリオットホテルで聖書があったホテル
私たちの大好きなマリオット系列のホテルで聖書があった記録を残しておきますね!
たぶん撮影し忘れているだけで、マリオット系列のホテルにはもっと聖書が潜んでいたと思われます。
ホテルの引き出しに聖書がある理由まとめ
ホテルの引き出しに聖書がある理由をまとめてみました。
私は宗教家ではないので、キリスト教だからとか、キリスト教じゃないとかは正直よくわかりません。
もしかしたら布教活動の一環と捉える人もいるのかもしれませんが、
少なくとも私は聖書を見て嫌な印象は全くなかったし、その理由を調べても平たく単純に「とてもいいことだな。」と思いました。
、、、でその聖書をパラパラっとめくって、難しくてきちんと読めないな〜と思いつつも、一行二行は必ずみて、さらにその聖書の周りに大切な時計やネックレスを置いて満足しています。
そんな聖書について少し調べたのですが、参考になると嬉しいです!
最後までお読みいただきありがとうございました!