この記事は2022年3月24日に更新しました。
今回は「心のリゾート海の別邸ふる川(虎杖浜温泉)」がオススメなので体験談をお伝えします。
「心のリゾート海の別邸ふる川」の魅力を解説
https://twitter.com/SIgurain_photo/status/1441575029091696647?s=20
ふる川さんは、北海道の観光地としても有名な登別から車で10分の場所に在ります。
立地としては、登別で遊んでから宿泊することもできます。
登別で宿泊するのも魅力的ですが、こちらは部屋から海を眺めてゆっくりできるホテルなのでおすすめです。
車がない方でも事前に送迎の予約をすると、宿の方が登別駅まで迎えにきてくれます。
特徴的なのはラウンジです。壁は写真集などが収められた本棚になっておりスピーカーからクラシック音楽が流れ、
抹茶色の丸みを帯びたソファーや赤や黒のモダンな椅子がセンスよく並び、大きなガラスの正面には太平洋が拡がっています。
海を望む窓側のソファに座り、その場で説明を聞きながらチェックインを済せるのですが、その時点で気持ちが高ぶります。
おもてなしの宿にふさわしく、お抹茶と和菓子のおもてなしをされました。
https://twitter.com/iiyuda__naaaa/status/1429366047254085633?s=20
部屋は、豪華でお値段お高めの「ハリウッド」と名付けられたものから、スタンダードな「洋室ダブルルーム」まで揃っています。
夕食は指定された会場でいただくのですが、北海道で美味しい魚介類は食べなれている人間にとっても、地元でとれたというぷりぷりのお魚のお刺身は感動に値するものでした。
食後のデザートは海を眺めることが出来るラウンジへ移動してソファ席でいただくことが出来るので、新鮮です。
ラウンジでは常時無料でコーヒーや紅茶が飲めるようになっており、時間ごとに甘酒やホットワインなどのサービスもありますので至れり尽くせりです。
日頃の疲れを忘れて非日常を味わうための環境が揃っています。部屋でゆっくり過ごしてもらうことが目的のためか部屋にテレビはありません。
イージーリスニング系のCD等があり、窓辺にはマッサージチェアがおいてある、という具合で、海を眺めてマッサージチェアで身体をほぐしながらCDを聴いてゆっくりすることも出来ます。
波の音もまた最高の自然の音楽にもなります。
朝食もまた、夕食の時と同じ食事処でいただくのですが、豪華でした。
ウインナーや野菜の鉄板焼き等。肉厚のしいたけといったように、他の温泉旅館にはないような個性が光ります。
虎杖浜(こじょうはま/北海道)
温泉で有名な登別の隣にある駅だが、こちらにも源泉かけ流しのお湯が楽しめる虎杖浜温泉が海岸沿いにある。特産品は「虎杖浜たらこ」。原料のスケトウダラの捕獲から加工までのすべてを虎杖浜で手掛けるため、品質の高いものとして知られる。 pic.twitter.com/uChGk2Yh0Q— 駅名標bot(JR) (@station_jr_bot) September 24, 2021
特徴的なのは、2種類のタラコが2切れずつ出てきたこと。
虎杖浜は質のいいタラコがとれると有名なエリアなので、タラコに力を入れているようです。タラコは売店で購入することもできます。
朝食後は、ラウンジでその場で機械にオレンジをいれて絞ることが出来るので、オレンジまるごと1個使ったフレッシュなオレンジジュースをいただくこともできます。
また、ちょっとしたサービスも「心のリゾート」と名乗ってふさわしいようなものでした。
夕食の際にタチが出てきたので、「タチが大好きなんです」という話をすると、「ちょうど今揚げてたところだから」とぷりっぷりのタチの天ぷらを持ってきてくれたのです。
また、カニ料理の時に「北海道の人はカニはそのまま食べるけど、本州の人は酢をつけて食べるみたいですよ」とプチ情報を言いながら酢を出してくれました。
一人一人にあった話題が提供できる。相手の好みに臨機応変に対応できる。プロのサービスだと思いました。
虎杖浜には海しかないので旅館の中や部屋で楽しむのがおすすめです。
「心のリゾート海の別邸ふる川」はお風呂が特徴的
【北海道白老町 心のリゾート 海の別邸 ふる川】
お部屋、お風呂、足湯、ラウンジ、オープンテラスなど、ほとんどオーシャンビュー。波の音に癒やされます。お部屋以外でもリラックスして過ごせるお宿は良いですね。お食事も美しく美味。おっきなフワモコの看板犬がいました。 pic.twitter.com/b6y20WVhlD— keke (@keke43109677) September 14, 2021
「心のリゾート海の別邸ふる川」で特徴的なのは露天風呂です。
屋内には浴槽は2つあり、そのうちの1つは源泉かけ流しで温度も高めでした。
泉質は、近くの登別温泉の硫黄匂漂う温泉と違い、ナトリウム塩化物泉なので薄茶色でとろみがあります。「昆布を煮出した水」のような感じなのですがお肌はつるつるになります。
海が見える露天風呂2つあります。そのうちの1つが、仰向けになった状態で寝ることが出来る浅い浴槽の寝湯となっています。
木の枕に頭をのせて手足を伸ばすと、足先に太平洋が拡がっていきます。自分が入っているお湯と海が繋がっているように見える造りなので解放感が味わえます。
波の音やカモメの鳴き声を聞きながら目を閉じていると、あっという間に時間が過ぎていきます。
いろいろ悩み事があったのですが、空と海の青い色や自然の音に心洗われるようでした。
またふる川さんには男女入れ替え制で浴場は2種類あり、奥側の風呂場のほうに階段をのぼったところにお立ち台のような場所があります。
設置された看板をみると「大地の懐」と名付けられていました。裸で海を目前に立って深呼吸してみましょうという、遊び心あふれるコーナーです。
屋外の大自然の中、裸で立って深呼吸するなんてなかなか出来ない体験だと思いますので、一番思い出に残っています。
深呼吸するのもよし、瞑想するのもよし、歌を歌うのもよし。楽しみ方は人それぞれだと思います。
また脱衣所には「風呂庭」を眺めることが出来る休憩コーナーがあります。
庭には巣箱が置いており、まるまる太ったすずめ達が。餌をついばむ様子や、グレーのボディのモヒカン頭のヒヨドリもやってくるので、鳥たちを見ているだけで心が和みます。
部屋の中だけではなく「ラウンジ」「大地の懐」「風呂庭」といったような、宿の中でも楽しめるスポットが用意されているので、おこもりで利用することも出来ると思います
「心のリゾート海の別邸ふる川」は家族でも一人でも楽しめる
虎杖浜は自然しかなく、宿や部屋で贅沢にゆっくりするのがおすすめですが、目の前に海が広がっているので散策も可能です。
宿を出て右方向に道を下っていくとすぐ海です。私は海辺を歩いて貝拾いをしました。砂浜には名前は分からないけれど白くて大きな貝殻がたくさん転がっていました。
後で宿の方にその話をすると「海が大荒れの次の日は、たくさん打ち上げられるんですよ。」とのことでした。
思い出に、薄紫色の小さな巻貝をひとつ、ポケットにいれて帰りました。そういったささいなことも旅の記憶を彩ってくれます。
それでもやはり楽しい観光を楽しみたい!という方には車で10分の場所に有名な登別があります。
https://twitter.com/2021_sapporo/status/1307045858265964546?s=20
ペンギンの散歩が有名な登別マリンパークで遊んでも良いですし、ロープーウェイを登って訪れるクマ牧場で迫力のあるヒグマの生態を学んだり、えさやりをすることも出来ます。
また登別の地獄谷は硫黄臭ただようなか、散策路を歩いて異次元のような世界観を楽しむこともできます。
ザ温泉!を楽しみたい方は虎杖浜で宿泊して次の日に登別温泉に宿泊することもおすすめです。
登別にはお風呂の種類が多くてテーマパークのようになっている第一滝本館がおすすめです。
日帰り入浴も出来るので、子供心にかえってお湯に浸かりながら遊びたいという方にもおすすめです。泉質も雰囲気も違うのでまた別の楽しみ方が出来ると思います。
私はふる川さんには2泊したのですが、理由はリフレッシュと仕事のアイデアを出すためでした。
家族で過ごすのもよいですが、一人で過ごしても遊び処がありますので、様々な用途に使えると思います。心に残る宿になったのでおすすめしました。

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